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2010年12月 5日 (日)

馬鹿につける薬はないのよ

「自民党議員などによると、この民主党議員は、壇上で起立のまま天皇、皇后両陛下の入場を待たれていた秋篠宮殿下ご夫妻に対し、議場から「早く座れよ。こっちも座れないじゃないか」などと発言した。逢沢氏は「周辺の複数の議員がその乱暴な発言、暴言を直接聞いているようだ。その通りなら懲罰の対象になるような、著しく品を欠く発言と言わざるを得ない」と問題視。一方、「暴言」を指摘された議員は、取材に対し「聞こえないように言った。つぶやいただけだ」と述べた。」

この事件、どうもネタ元は他にもあるようでして、桜内文城(みんなの党)議員のブログのようです。以下に全文を引用します。


昨日(11月29日)、天皇皇后両陛下、秋篠宮殿下御夫妻のご臨席の下、議会開設120年記念式典が開催されました。みんなの党の同僚議員たちと慣れないモーニングを着用し、会場となった参議院本会議場の最前列に陣取りました。秋晴れの好天の下、清々しい気持ちを抱きつつ、我が国の議会制民主主義の発展の歴史に思いを馳せた次第です。

いつもの参議院本会議場だったのですが、「どうも国会議員の人数が少ないな・・」と感じていたところ、夜になって以下のようなニュースを目にしました。

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「半数近くの議員欠席…国会開設120年記念式典」
 国会が29日午前に参院本会議場で開いた議会開設120年記念式典を、国会議員の半数近くが欠席した。天皇、皇后両陛下らをお迎えして、国会の節目となる行事だっただけに、議員らの意識が問われそうだ。参院事務局によると、衆参両院の国会議員721人(衆院は欠員1)のうち、出席したのは約370人で、党として欠席した共産党(15人)以外にも、330人以上が欠席した。
 欠席した民主党の若手議員らからは「統一地方選に向けた地元会合を優先した」「陳情を受けていた」などの声が上がった。週末に地元に帰った議員がそのまま地元活動を優先したケースが多かったとみられ、「歴史への意識が薄いことの表れだ」という批判が出た。同党の岡田幹事長は29日の記者会見で、「それぞれ色々事情があると思うが、少し残念に思った」と述べた。
(2010年11月29日21時46分 読売新聞)
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「両陛下ご臨席の式典に鳴り響く携帯の着信音 自民の逢沢国対委員長失態」 
 天皇皇后両陛下ご臨席のもと、参院本会議場で厳粛に進んでいた29日午前、議会開設120年記念式典の最中、自民党の逢沢一郎国会対策委員長(56)の携帯電話の着信音が鳴り響く失態があった。着信音が鳴ったのは、竹崎博允最高裁長官が式辞を読み上げていたときだった。逢沢氏は国会内で、式典の直前まで取材に応じていたが、議場に入る際に携帯電話の電源を切り忘れた。式典に出席したある民主党参院幹部は「自民党の議員が『どこの党だか知らないが、携帯が鳴ったやつは登院停止だ』と怒っていたが、まさか逢沢さんだったとは…」とあきれた様子。別の民主党女性議員は「逢沢さんは、お疲れになっているのかしら」と皮肉った。
(2010.11.29 17:24 産経新聞)
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確かに静まり返った議場で着信音が鳴り響いていました。「誰かな?」とは思いましたが、そういうことだったんですね。

また、演壇の真正面には閣僚席も用意されていた(名札も置かれていた)のですが、最前列は(先週、問責決議された)仙谷官房長官のみ着席。どの閣僚が欠席したか確認していませんが、この緊張感の無さは一体何なんでしょうか。

その他、報道されてはいませんが、ある民主党ベテラン議員は、秋篠宮殿下御夫妻が入場された後、天皇皇后両陛下の御入場をお待ちになる間、ずっと起立されていた(当初の式次第では着席されることとなっていた)のに対して、「早く座れよ。こっちも座れないじゃないか。」と野次を飛ばす始末。想像を絶するようなことが起こっていたのが実情です。

「ゆとり教育」で「学級崩壊」とはよく耳にしますが、これでは「国会崩壊」ですね。同じ国会議員として、とても恥ずかしく思います。 


ところで、件の暴言を吐いた人物は、民主党の中井 洽(なかい ひろし)衆議院議員。この前まで鳩山内閣で国家公安委員長を務めていたあの人と云ったらお分かりですか。例の金賢姫の招請で遊覧飛行をやらかしたと批判された人です。

中井ご本人は、この件に関して、「『早く座らないとだれも座れないよ』と言ったかもしれないが、秋篠宮さまに向けて言うはずがない。副議長らに言った」と反論しているそうですが、この呟き声は周辺の議員どころか秋篠宮ご夫妻の耳にも届いて可能性が高くなりました。

『礼』というのは儒教の基本の一つですが、真っ当な大人なら、ちゃんと礼を示す時には正しい方法で礼を示せるものです。学校で授業の最初と終わりに礼をしてるのも或る意味訓練みたいなモノですが、どうも形骸化して意味すら教えていない先生も多い上に、どうして礼をするかも判らない先生も多いようです。話は脱線しましたが、国会議員は国民の代表として最高立法府に出ている訳です。それがこのていたらく。

件の中井氏は68才。いい年の大人です。しかも戦前生まれで父親も国会議員。本当に日本人は劣化してるという見本なのか、情けなくなりますね。

ちなみに事件の起きた「国会開設120年記念式典」に国会議員の半数は欠席したと云いますから、これも話になりません。誰に給料を貰い、何処で働いていて、自分は誰に選ばれたのかを忘れている国会議員の多さに呆れますね。欠席者の氏名を全員公表すべきではないでしょうか?

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「選良」である国会議員がこの体たらくですから、それを選ぶ有権者たる国民のレベルは推して知るべしでしょう。

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