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2010年12月 5日 (日)

血のしたたるリンボーダンス

「李大統領は、「北朝鮮の挑発に対し耐えに耐えてきた…これ以上の忍耐と寛容はより大きな挑発を招くということをわが国民は明確に知ることになった」と話した。その通しだ。耐えに耐えていまは忍耐の限界を越えた状態だ。いま国民は怒りが爆発する状況だ。天安艦爆沈に対する談話でも李大統領は同じ話をした。李大統領は、「われわれは北朝鮮の蛮行に対し、耐えに耐えてきた…しかしこれからは変わるだろう…北朝鮮は自身の行為に相応する代価を払うことになるだろう」と強調した。だが変わったことは何もない。そのために国民は半信半疑しながら空虚さを感じている。青瓦台も政府もこのような国民的感情を十分に感知しているだろうと考える。警告だけ繰り返すのは2度とあってはならない。」

まず、一つ脱線を。

李明博大統領は非戦闘員への攻撃は国際法違反だと厳しく北朝鮮を指弾しましたが、休戦下の国境線の島に、領有権を有効にするために住まわせてる住民は本当に非戦闘員なのですか?非戦闘員を戦争により殺戮しないというルールは、米国が日本に対して堂々と破ってくれていますが、北朝鮮は今回の大統領談話のこの部分を、ほら韓国政府が米国政府にお願いをしてると喧伝してもおかしくないお話しです。

日本のマスコミも、北朝鮮の攻撃は非道とか報道してますが、貴方のお祖父さんやお祖母さんは子供の頃にそういう非戦闘員への無差別攻撃の下で生き残るのに必死な思いをした人達だっている筈なんですよ。そこは取材しないのですかね?

さて、韓国軍の戦争能力が、金大中政権と盧武鉉政権の間に経済重視政策という名の元に弱体化させられた結果、歪な姿になっていたことを、李明博大統領は知ってしまい、本心で驚愕したのでしょう。

韓国人は強がりを云う癖がありますが、それは人並み外れた高いプライドに起因しています。それはまた、不安や恐怖の裏返しでもあります。朝鮮民族はそうやって、大国中国の圧政に対してきたのです。

それでは北朝鮮は精鋭なのかといえば、これは韓国軍以下の戦争能力でしかありません。強味は犠牲の数が政権の維持に影響しないということくらい。地雷原を兵士の身体で啓開することも可能です。

お互いに戦えない軍隊と知りながら、北朝鮮軍を30日で崩壊させる米軍という助っ人を有する韓国。米国が一番戦いたくない中国軍を後ろ盾にする北朝鮮。要するに小競り合いや紛争は可能でも全面戦争になったら、どちらの国も崩壊して、あとは38度線で中国領の朝鮮民族自治区と、米国の保護領が出来るだけ。無論その保護領の維持経費の半分は日本が出さないといけないのですが。その代わり、米国は沖縄の米軍基地を全て保護領へ移すと云うでしょう。

それで、残るのは嘉手納という日本のアジア向けハブ空港。広大な空き地と地代を失った地主。空洞化した産業と元基地従業員の雇用確保優先による失業率の上昇。基地対策費の無くなった自治体の財政難。

否応なく沖縄経済は崩壊するでしょう。沖縄県が鹿児島県になる日も近いと、我が郷里では従兄弟の県職員が嘆息してました。

だから朝鮮有事は他人事じゃありません。

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コメント

 自治体予算のうち、基地関係の収支がいくらなのかといった基本的なところを抑えていない言論がなんと多いことか。本土でも比較的に米軍施設の多かった神奈川県などは京浜工業地帯の中に存在したことから大きな経済的損失を被ることなく転換をすることができましたが、それでも民有地の乱開発を防ぎきることはできませんでした。
 さて、沖縄県はいかがでしょうか?米軍基地を全廃した場合、基地対策費の減少から基地従業員の雇用と給与、彼らを取り巻く社会環境(経済的)は如何なるものになるか?確かに都市部の中心に基地があることで分断された市街地、いうなれば一等地の中心部に存在する基地が経済発展を阻害するという言説も首是できないことではないのですが、果たして言うとおりにバラ色の未来を描けるのですかねぇ。

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