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2011年9月 6日 (火)

これまでも、これからもある問題

http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1733021&media_id=52

「事件は、PKOのウルグアイ海軍兵士4人がハイチ人少年を性的に暴行している映像がインターネットで流れたことで表面化。事件が起きたとされる南西部ポールサリューでは5日、数百人規模の抗議デモが発生した。同国のマルテリー大統領は、「ハイチ人少年に集団レイプを行った加害者」は必ず罰せられるとの非難声明を発表した。またハイチ当局、国連ハイチ安定化ミッション(MINUSTAH)、ウルグアイ国防省は現在調査を行っており、容疑者4人は拘束されたという。MINUSTAHの広報担当者は、事件をとても深刻に受け止めているとし、事実と証明されれば、容疑者に対し必要な措置を講じると語った。ハイチに展開するPKO部隊は約1万2000人超。昨年に同国でコレラ感染が拡大したときには、PKOのネパール部隊が感染源との情報が流れ、暴動が起きている。」

コンゴのPKOでは、150件以上の性的虐待が報告されています。一説として云われているのは、多くのPKO部隊は発展途上国からやってくる。その兵士は自国で支払われる給与よりも、国連軍が支払う賃金に魅力を感じて志願してきている。その兵士達は、貧者が貧者をさらに蔑むような心理があって、どうしても現地の人を下に見てしまうのではないかと云われていました。

しかし、1992年に、カナダ軍の精鋭部隊としてしられていた空挺連隊(カナダ軍の特殊部隊はこの連隊の隊員から選抜されていました)が、PKO部隊に加わって、ソマリアに派遣された時に、現地の十代の若者を拷問・殺害する事件を起こして、カナダ政府はこの部隊を解隊させてしまいました。D-Dayに英米の空挺部隊に加わり、降下した栄えある部隊でも、一歩誤れば、こうした事件をおこしてしまう。日本人なら、沖縄の在日米軍の兵士が性的な犯罪を起こしているのを見知っていますから、その原因が貧困や教育の程度にだけあるのでは無いことを理解しやすいと思います。

高度に訓練された兵士であっても、失態を演じることがある。要するに兵士の士気を維持する規律は、優秀で公正な士官達により維持されている。そして、その士官達は国民の負託を受けていると認識していないと士気が低下する。

自衛隊は違憲だと長らく云われて、軍隊扱いしてこなかった日本では、逆に不祥事をおこしてしまったら、その存在そのものが消されかねないし、例え全てが悪くなくても、全部悪いという追求するマスコミがついていますから迂闊に、こうした失態を演じられないという認識が強いから、今までのPKOでは大きな問題を残さずに済みました。

しかし、これからもそうだとは云えません。

最後にですが、ハイチの大統領が文句を云々言っております。しかし、自国は無政府状態で国連軍の力を借りないと治安の維持が出来かねるような状態にしておいて、そんな文句がよく言えるよなぁと思います。大地震で国が大被害を受けて、世界中の国が救援の手を差し伸べ、気の長い作戦を展開してるコストを、この大統領はどう考えてるのか。貧者の国では権利だけを主張して、責任はそっちのけ。悔しかったら国連軍の犯罪を犯した兵士を自国の警察が逮捕する気位を持って欲しいモノです。

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