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2012年12月

2012年12月17日 (月)

中国が安倍氏に3つのお願い(指摘)

http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=20&from=diary&id=2260430

「中国共産党機関紙・人民日報は17日、日本の新首相が「靖国神社」「尖閣諸島」「憲法」の三つの問題に真剣に取り組むべきだとする社説を掲載した。自民党の安倍総裁の名指しは避けているが、安倍氏に対し、靖国神社を参拝せず、尖閣諸島の公務員常駐や自衛隊を「国防軍」と位置づける憲法改正は行わないよう求める内容だ。社説では、安倍氏が衆院選で検討項目に掲げた「尖閣諸島への公務員常駐」を念頭に、「尖閣の(実効)支配を強化する試みはうまくいかない」と指摘。集団的自衛権の行使容認や憲法改正についても、「平和憲法の放棄は日本の前途を危うくする」と反対した。社説は、これらは中国があいまいにできない「原則」だと強調した。」

話しを整理しましょう。

①尖閣諸島に何等かの施設を設けて、国家公務員を常駐させるのは困る。(例えば気象庁の観測隊員とか、海上保安庁の職員など)

②憲法を改正して、軍事的な対立が出来る精強な日本軍を組織されては困る。

③靖国カードを封じられては困る。

ということです。これを噛み砕いてお話しすると、こうなります。

中国は大陸間弾道弾を含めた核兵器を配備しています。この中で、米国と互角にやりあえるのは、潜水艦に搭載したSLBMのみ。その他は、配備先の大半が米国に精確に捕まれているため、核兵器による攻撃以外でも、トマホークのようなミサイルや、無人機による攻撃などの脅威に常に晒されています。しかし、その切り札であるSLBMを搭載した潜水艦は東シナ海で展開していては、潜伏できる海域が少なく、そこに米海軍の攻撃型原潜が待ち伏せしていたら対処しようがない程度の能力しかないのが現実。そこで、目指すのは尖閣諸島の領有か宣言を押し進め、此処から日本領海を越えて太平洋へ出ていくプラン。現在の海上保安庁の船艇では、潜水艦が密かに通過しても、それを監視したり探知する能力が元々ありませんので、これは現実的に可能でもあります。しかし、日本は米国政府と図って、世界でも最強のASW(対潜水艦戦)能力を有する海上自衛隊によって、この海域での哨戒監視活動を続けているため、実際には通過することは非常に困難となっています。

尖閣問題で何等かの妥協が日本政府と出来る場合、中国側は単純に監視船を引き上げる事を提案してきたとしましょうか。その代償として中国は尖閣の一定の海域内に、双方の海洋監視船や軍艦を接近させない事を条件としてくる場合は、前述した目的のために空白地帯を設けるの意図があると解釈すれば良いと思います。だからこそ、尖閣諸島に日本政府の職員なんか置かれたら困るのです。

それでも、日本が国防軍を組織して、正当な軍事行動を行使することを憲法上も合憲としていたら、その海域の出入り口に潜水艦や護衛艦、対潜哨戒機を24時間張り付かせることで、相手の目的を封じることが可能です。そういうことだから憲法改正による国防軍の組織は断固反対とする訳です。

そんなまともな国家への覚醒を阻害するために、70年前に当時の日本政府が犯した戦争責任というカードを使えなくては困ると相手が言っているのですから、このカードが如何に時代遅れとなっておるのかを、相手に思い知らせる方法が必要かと思います。

反日感情は、イコールで反政府運動へ転嫁することが確実な中国で、日本叩きのみしかカードがなくなってきている現在の共産党執行部の焦りを、この機関紙「人民日報」の記事から読み取れるようナキがしております。

    2012年12月 6日 (木)

    「PAC3、沖縄本島と宮古島市に到着」といえる不思議

    http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=20&from=diary&id=2248132


    (石垣島に到着し、市街地を通って配備地点に向かうPAC3の部隊<(5日、沖縄県石垣市で>)

    「北朝鮮が10~22日に事実上の弾道ミサイルを発射するとの予告を受け、海上自衛隊艦艇で運ばれていた地対空誘導弾「PAC3」が6日、沖縄県の沖縄本島と離島の宮古島市に到着した。沖縄本島では同日午後3時20分頃、沖縄市の中城湾港に海上自衛隊の輸送艦「くにさき」から発射機などを積んだ6台の車両が陸揚げされた。夜にかけて那覇市と同県南城市に移送される予定。同県石垣市には5日に到着している。防衛省によると、同県の先島諸島はミサイルの飛行ルートにあたり、万一の事態に備え、同県内4か所、首都圏3か所に「PAC3」が配備される。」

    色々な報道を見ましたが、この急迫した事態にPAC3を輸送艦で沖縄へ運んだ事への批判が無いのが不思議です。まさに平和ボケの典型だわ。もしも北朝鮮が明日人工衛星をいきなり打ち上げると言い出したら(現実には液体燃料を注入する方式なので不可能ですが)、沖縄方面ではミサイル対処は現実に不可能と云う事実を批判をするのがマスコミの本筋と言うものでは。

    現実的な議論をするのであれば、空自に大型の輸送機を配備して、その配備数は「PAC3」の一個部隊を、日本全国の何処へでも10時間以内に輸送できるという能力の整備をテーマにするのが筋と云うものですがね。


    (北朝鮮によるミサイル発射に備え、防衛省に配備されたPAC3<5日午後10時37分>)

    なにせ、今回の事態で、防衛省は沖縄県下の4か所に加え、首都圏の3か所に「PAC3」の配置をしました。その他の地域への対処(ロケットの軌道がそれたりした場合)には、イージス艦をあてる二段構えの迎撃態勢を整えています。緊急時に即応できるのは首都圏や関西・中部地方の一部、そして北海道の札幌、青森の三沢などのみ。これは空自の基地や米軍基地への防衛網であって、都市を守るために、元々整備されてきたものではありません。『無防備都市宣言』をしてしまったら、ICBMがやってきても見守るしかありませんが、そんなことを説明している左派の団体は聞いたことがありません。要するに、今の日本は核攻撃にほとんど無防備だという現実が半世紀以上にもなるのに、これを”ふざけるな”と怒っている政治家だって僅かなのです。



    北朝鮮による事実上の弾道ミサイル発射予告を受け、海上自衛隊のイージス護衛艦3隻が6日朝、海自佐世保基地(長崎県)を出港した。防衛省は「弾道ミサイルの落下は通常では起こり得ない」と分析しているが、万一の事態に備え、飛行ルート付近の沖縄近海と日本海で警戒にあたる予定。同基地を出港したのは、「こんごう」「みょうこう」「ちょうかい」の3隻。これらの艦艇が搭載している迎撃ミサイル「SM3」は、弾道ミサイルを大気圏外で撃破する能力を持っており、日本に落下してくるケースに限って迎撃を行う。(2012年12月6日10時19分 読売新聞)



    そんな遠隔地へのミサイル対処に手間の掛かる(本州では北海道を除いて、高速道路網で何処へでも展開は可能なのですが)「PAC3」のようなシステムよりも、常時洋上でミサイル対処を任務としたイージス艦部隊を遊弋させる方式の方が、柔軟性も即応性も高いと思うのですが、そういう議論も一部の専門家を除くと話題の訴状にも登っていない気がしますが、如何でしょうか?

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