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2012年12月 6日 (木)

「PAC3、沖縄本島と宮古島市に到着」といえる不思議

http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=20&from=diary&id=2248132


(石垣島に到着し、市街地を通って配備地点に向かうPAC3の部隊<(5日、沖縄県石垣市で>)

「北朝鮮が10~22日に事実上の弾道ミサイルを発射するとの予告を受け、海上自衛隊艦艇で運ばれていた地対空誘導弾「PAC3」が6日、沖縄県の沖縄本島と離島の宮古島市に到着した。沖縄本島では同日午後3時20分頃、沖縄市の中城湾港に海上自衛隊の輸送艦「くにさき」から発射機などを積んだ6台の車両が陸揚げされた。夜にかけて那覇市と同県南城市に移送される予定。同県石垣市には5日に到着している。防衛省によると、同県の先島諸島はミサイルの飛行ルートにあたり、万一の事態に備え、同県内4か所、首都圏3か所に「PAC3」が配備される。」

色々な報道を見ましたが、この急迫した事態にPAC3を輸送艦で沖縄へ運んだ事への批判が無いのが不思議です。まさに平和ボケの典型だわ。もしも北朝鮮が明日人工衛星をいきなり打ち上げると言い出したら(現実には液体燃料を注入する方式なので不可能ですが)、沖縄方面ではミサイル対処は現実に不可能と云う事実を批判をするのがマスコミの本筋と言うものでは。

現実的な議論をするのであれば、空自に大型の輸送機を配備して、その配備数は「PAC3」の一個部隊を、日本全国の何処へでも10時間以内に輸送できるという能力の整備をテーマにするのが筋と云うものですがね。


(北朝鮮によるミサイル発射に備え、防衛省に配備されたPAC3<5日午後10時37分>)

なにせ、今回の事態で、防衛省は沖縄県下の4か所に加え、首都圏の3か所に「PAC3」の配置をしました。その他の地域への対処(ロケットの軌道がそれたりした場合)には、イージス艦をあてる二段構えの迎撃態勢を整えています。緊急時に即応できるのは首都圏や関西・中部地方の一部、そして北海道の札幌、青森の三沢などのみ。これは空自の基地や米軍基地への防衛網であって、都市を守るために、元々整備されてきたものではありません。『無防備都市宣言』をしてしまったら、ICBMがやってきても見守るしかありませんが、そんなことを説明している左派の団体は聞いたことがありません。要するに、今の日本は核攻撃にほとんど無防備だという現実が半世紀以上にもなるのに、これを”ふざけるな”と怒っている政治家だって僅かなのです。



北朝鮮による事実上の弾道ミサイル発射予告を受け、海上自衛隊のイージス護衛艦3隻が6日朝、海自佐世保基地(長崎県)を出港した。防衛省は「弾道ミサイルの落下は通常では起こり得ない」と分析しているが、万一の事態に備え、飛行ルート付近の沖縄近海と日本海で警戒にあたる予定。同基地を出港したのは、「こんごう」「みょうこう」「ちょうかい」の3隻。これらの艦艇が搭載している迎撃ミサイル「SM3」は、弾道ミサイルを大気圏外で撃破する能力を持っており、日本に落下してくるケースに限って迎撃を行う。(2012年12月6日10時19分 読売新聞)



そんな遠隔地へのミサイル対処に手間の掛かる(本州では北海道を除いて、高速道路網で何処へでも展開は可能なのですが)「PAC3」のようなシステムよりも、常時洋上でミサイル対処を任務としたイージス艦部隊を遊弋させる方式の方が、柔軟性も即応性も高いと思うのですが、そういう議論も一部の専門家を除くと話題の訴状にも登っていない気がしますが、如何でしょうか?

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