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2013年5月28日 (火)

河野談話の見直し求める

http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=2443971

「日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)は27日午後、東京・有楽町の日本外国特派員協会での記者会見で、従軍慰安婦などをめぐる自らの発言の政治責任について、「国民が『ノー』と言えば、参院選で維新は大きな敗北になる。参院選の結果を受けて、私が共同代表のままでいられるかどうか、党内で議論が生じると思う」と述べ、参院選で敗北した場合、進退の判断を迫られることになるとの認識を明らかにした。一方、従軍慰安婦問題への旧日本軍の関与を認めて謝罪した1993年の河野洋平官房長官談話については、「国家の意思として女性の拉致、人身売買があったか、なかったか、きちんと明確に表現すべきだ」と述べ、強制性の有無に関して見直しを求めた。その上で「日韓共同で歴史学者に事実を確認してもらいたい」と語った。橋下氏は「河野談話は政治的に妥結した文書だ」と指摘。談話作成の際の根拠とされた慰安婦の証言についても「信ぴょう性にはいろいろ議論がある。合理性に疑問があったという(元政府高官の)発言も聞いている」と述べた。」 

橋下共同代表の思惑は、一部では達成されたものの、政党としての日本維新の会の支持率は女性を中心に急降下してしまい、党首としての地位も求心力も低下するという予想外のおまけも付いてきました。いわゆる想定外という奴でしょうか。

さて、本来議論しないといけない従軍慰安婦問題は、これでまた政治家には地雷であることが再確認され、正論をぶつことも禁忌される話題となってしまいました。

軍隊に性の捌け口としての売春組織が存在するのは、20世紀の半ば頃までは常識の範囲でした。そもそも日本では昭和33年まで売春自体が合法だったのですから、売春は違法というような論理で語ることもおかしな話しなのです。

現在の常識で過去を語ったり、分析したりすることは、非常識という理屈が一部の人には無視されている(わざとそうやって相手の正論を封じる技法です)のが、そもそもの問題です。

さて、今韓国や中国で従軍慰安婦問題持ち出している人々は、強制的に日本軍に売春を強要され、そのための施設に自らの意志に反して連れて行かれたことに対する謝罪と金銭的な補償を求める運動をしているのですが、既に補償は半世紀も前になされているという点がまったく無視されています。(詳しく知りたい方は「日韓基本条約」を検索してみてください)なのに、彼等は今頃になって補償を求めてくるのは、日本からの補償が国家の復興に使われてしまい、個人への補償を韓国や中国政府が怠った結果であって、日本が怠った訳ではありませんが、そこをちゃんと解説するマスコミがあまりないことが日本側の迂闊であります。

政府間の補償が終わっていても、心情として従軍慰安婦の方々にお詫びをしたいという気持ちを日本人の有志が持ってるのなら(実際に色々な支援する会があるのです)、そこは自らの手で募金を集め、浄財を元に基金を立ち上げて、民間レベルで支援をしたら良いお話しだと思います。

なのに、どういうものか政治問題にして、政府に補償をしろという。

ここがどうにも納得がいかないし、今ひとつ普通の人々に支持されにくいところではないかと思ってしまいます。都会のど真ん中で親子が餓死をしてしまうような現在の状況を考えると、限られた国家予算をもっと国民のために有効に活用してして欲しいと願う方が優先されるのは当然のこと。

強制連行され性の道具にされた女性が可哀想と思うのは大変結構な精神なのですが、自らで金銭的な支援をするために、政治力を使い、けして税金を頼りにしないという精神が生まれ来ずに、金は国に出させればよいでは、誰も使わない道路を山の中に作って土建利権を誘導してきた地方政治と何等変わらない同じ穴の狢ではないですか。

ですから、私はこういう運動をして補償を国に求めてくる連中を見ていると、腹が立つのです。

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