« 今時の勝ち組には無理な仕事 | トップページ | CODE:BREAKER »

2013年6月30日 (日)

「火力発電」依存度90%超の不安

http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=29&from=diary&id=2485770

間もなく本格的な夏がやってくる。気象庁の発表によると、今夏は太平洋高気圧の勢力が強まるため、例年より暑い夏になる可能性が全国的に高いようだ。 となると気になるのが「電力需給」だが、今夏は東日本大震災以降、初めて数値的な「節電目標」を設けない夏になる。電力需給の懸念があった9電力会社とも、安定供給に最低限必要な「供給予備率3%以上」を確保できる見通しとなったためだ。 「なら心配いらないじゃん」・・・多くの方はそう思って安心しているかもしれない。でも、それは大いなる誤解のようだ。 「震災以降、電力供給面では“綱渡り”が続いているんです。現在の電力供給はあくまで“急場しのぎ”の体制であり、持続可能性という観点でいえば、“かなりか細い綱を渡っている状態”といえます」今回、取材に応じていただいた電力業界関係者はそう明かす。震災以降、原発の停止により火力発電への依存度が一気に高まったのはご存じの通り。発電電力量に占める火力のシェアは、震災前の62%から88%に急増。特に「石油火力」への依存度は、震災前の7.5%から18.3%へと2倍以上に増えている。「それのどこが問題なの?」と思うかもしれないが、頼みの綱の火力発電には大きな不安点がある。一言でいえば「年を食ってだいぶガタがきている」のだ。特に石油火力発電所には“お年寄り”が多く、約8割が運転開始から30年以上経っている。さらに震災後、停止した原発の代わりに再稼働した火力発電所の運転年数は平均約36年。なかには東京電力・横須賀火力3号機・4号機のように、運転年数48年なんて大ベテランも存在する。そもそもこれらの火力発電所は、震災前は停止していたもの。いわば現役引退していたシニア選手を復帰させ、老体にムチ打って試合に出しているようなものなのだ。当然、最大の懸念は「いつ壊れても不思議ではない」こと。急場しのぎの“一時復帰”なので、現役バリバリ世代のような活躍は望めない。「一打席だけ」と思って代打に出たら、意に反して延長戦にもつれ込んでしまった――そんな状態なのだ。いつ足がもつれて転ぶかわからないし、エラーしても不思議ではない。だが、こうした火力発電所の苦境が報じられることはあまりない。のど元すぎれば何とやらで、電力が安定供給されていると、僕らはつい安心してしまう。先の電力業界関係者は「電力供給のピンチは今も続いているんです。早くこの状態をなんとかしないとまずい」と危機感を募らせる。こうした危機感を背景に、政府は原発再稼働を検討している。だが、原発を不安視する声は根強く、世論は割れている。かといって、いつまでも「急場しのぎ」を続けられるわけでもない。「火力発電頼み」は老朽化のみならず燃油費負担の面でもマイナス影響が懸念されている。今後の電力供給はどうあるべきか? 判断は難しいが、いつまでも先送りできる問題ではない。参院選の争点のひとつとしても注目される。 (篠塚 裕也) 」


話しは違うのですが、リストラによりスリム化した現在の企業では、効率化という名の業務の二重・三重の負担が社員にのし掛かっています。それでも頑張らなければという使命感に支えられ、各社員は家族サービスの時間を削り、プライベートの時間も減らして、仕事を支えてる。しかし、会社の業績を幾ら上げても、この状態が変わらないとなると、こちらは人間。何時までも頑張れる訳じゃない。

そういう不満を上層部にぶっけると、返ってくる答えは「今でも充分やれてるんだから大丈夫」という返答です。”やれている”のではなく、ギリギリ頑張って”やり遂げている”だけ。こちらは何時駄目になるかも知れないという焦燥感で改善を申し上げてるのが伝わらない。

日本って、世界でも有数の大国になって久しいのに、昔の貧乏国家の性癖が抜けていないところがあって、余裕を持つことを贅沢、予備・余力を持つことを怠け者根性として退ける傾向が未だにあります。

しかし、電力のような社会の根幹を支えるインフラだったり、医療のような生活に直結する部門では、常に余裕を持っておくのが常だと思うのですが、これが判らない人は世間に多い。

そもそも原子力発電で電力供給の発電比率は各電力会社によって随分と違います。

北海道電力:約40%
東北電力:約16%
東京電力: 約23%
中部電力: 約15%
北陸電力: 約33%
関西電力: 約48%
中国電力: 約8%
四国電力: 約38%
九州電力: 約41%
沖縄電力: 0%

原発に変わる発電システムが確立されるなり、既存の火力発電所を新設・建て替えるまでは、原発を再稼働して、それを支えるというのが、ごく普通の考え方だと思います。しかし、それが通じない普通の人が相当数居るのが、この国の雰囲気に流されやすい世論ですし。

結局、電気代の値上げに苦しみ、真夏や真冬の突然の停電に怒りを覚えても、その矛先を向ける相手は電力会社。両足を縛られマラソンをさせられて、走りが遅いと叱咤されるようなものですね。

異常が日常という世界は、毎日が戦時みたいなもので、けしてまともな国の有り様ではありません。

« 今時の勝ち組には無理な仕事 | トップページ | CODE:BREAKER »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/97581/57985744

この記事へのトラックバック一覧です: 「火力発電」依存度90%超の不安 :

« 今時の勝ち組には無理な仕事 | トップページ | CODE:BREAKER »

2015年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
フォト
無料ブログはココログ