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2013年6月24日 (月)

辛坊危機一髪のまとめ

http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=42&from=diary&id=2476783


「太平洋横断に挑戦していたニュースキャスターの辛坊治郎氏(57)と全盲のセーラー、岩本光弘さん(46)が乗った小型ヨットが21日朝、宮城県沖約1200キロで浸水して航行不能になった。2人は直後にヨットを放棄して救命ボートに移乗。同日午後6時15分ごろ、海上自衛隊の救難飛行艇に救助され、神奈川県の海自厚木基地に着いた。2人にけがはなかった。午後10時半過ぎ、救難飛行艇で海自厚木基地に着いた辛坊氏は目に涙を浮かべ「ご迷惑をお掛けしました」と、岩本さんとともに頭を下げた。辛坊氏によると、朝食を取り熟睡していたところ、右舷を突き上げるような音がして目を覚ましたという。直後、浸水が確認された。「もしかしたらクジラだったかもしれないが、(原因は)分からない」。2人はポンプで排水を試みたが「浸水のスピードに追いつかなかった。一刻も早く脱出するしかなかった」。午前8時1分、辛坊氏は「船体を放棄する」と、太平洋横断をサポートする事務局「プロジェクトD2製作委員会」に連絡し、救命ボートに乗り移った。波の高さ3-4メートル、風速16-18メートルの悪天候の中、2人は救命ボートで救助を待ったが、1機目の救難飛行艇は悪天候のため着水できずに引き返した。「2人で体を寄せていても、お互いの体温が下がっていくのが分かった。明日まで持つのか不安だった」と極限状態だったことを明かした。そして、午後6時15分ごろ、2機目の飛行艇が2人を無事救助した。漂流すること約10時間。日没前のラストチャンスだったという。「(救難飛行艇から救助に出た)ボートの音が響いて、『帰れる』と思いました」。2人は22日未明、都内であらためて会見。辛坊氏は「救助にたくさんの人手や税金を使うことになった。もう1回やりたいとは口が裂けても言えない」と厳しい表情だった。」

傍線の費用云々に関しては、東京スポーツのWeb版でこんなコメントが紹介されていました。

軍事ジャーナリストの神浦元彰氏は「ゴムボートは海洋に出た際に救難信号が出るようになっています。その時点で(保安庁などの関連機関は)助ける義務が生じる。これは漁船なども一緒。救助された側が費用を負担することはない」と指摘。山での遭難とは違い、海難事故の場合は事故負担はない。つまり、もとをたどれば税金が使われるわけだ。神浦氏はその金額について「遭難場所など、状況によって大きく変わりますが、数百万円じゃきかない。今回の事故が宮城県沖1200キロの太平洋上といった考慮すると、1000万円以上といったところでしょうか」と推測する。ちなみに「日本の水上での救難技術は世界一。今回のような気象条件で、荒れ狂う海に着水して救難できるのは日本ぐらい」(神浦氏)と、映画「海猿」で有名になった海難救助技能を評価した。だが、夢の太平洋横断は一転。辛坊氏への批判は避けられそうにない。



事実関係を確認すると、

◇6月21日(金)

○7時45分頃:宮城県・金華山の南東約1,200km沖合にてヨット「エオラス号」が”『何か』”と衝突して船体に浸水し、人手およびポンプによる緊急排水を行っても排水が浸水に追いつかない状況で、プロジェクト事務局を通じて第二管区海上保安本部に救助要請が行われる。

○7時56分頃:ヨットを放棄し救命ボートに避難直後、ヨットが転覆、乗員2名は救命艇で漂流。

事故については「波は穏やかで速度は7ノットほどだった。24マイルレンジレーダーに何も障害物がないことを確認して仮眠を取った。すると、何かにドーンとぶつかる音がして、HIROさんの『浸水しています』という声で覚醒した。3回、突き上げるような感じ。浸水の感じから10分もたたずに沈没するだろうなと感じたので脱出した。破損の場所などは目視で確認していない」。海域は深さ1000メートル級の場所で「岩などに乗り上げることは絶対にない場所」(辛坊氏)のため、岩本氏は「クジラに突き上げられたと感じた」と推測した。



○10時00分:第2管区海上保安本部長から、海自・航空集団司令官に対し、災害派遣要請

厚木基地で救難待機していた2機のUS-2と厚木基地所属の2機のP-3Cの合計4機が出動し対応にあたり、1機目のUS-2は波高が高かったため着水を断念し帰投、2機目のUS-2により着水救助が行われた。救助時の状況は着水限度波高に近いと推定される波高3~4m、風速16~18mであった。



○10時49分:第4航空群・第3航空隊(厚木)のP-3C 1機が捜索のため離陸
○11時39分:第31航空群・第71航空隊(岩国)のUS-2 1機が離陸(厚木派遣機)
○14時50分頃:事故現場に到着するも波高が高く着水を断念
○15時05分:第4航空群・第3航空隊(厚木)のP-3C 1機が先行機と交替のため離陸
○15時08分:第31航空群・第71航空隊(岩国)のUS-2 1機が離陸


○18時14分:上記US-2が辛坊ら乗員を救助


○22時30分:厚木航空基地にUS-2が帰投
○22時40分:海自部隊に撤収要請

◇6月22日(土)


○午前0時16分:吉本興業東京本部(東京都新宿区)にて記者会見。

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