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2013年6月13日 (木)

「正義」の話し?

https://www.gosen-dojo.com/index.php?key=joap8yac6-736#_736

「AKB48の正義の話を」という記事が、今朝の東京新聞の投書欄に載っていた。
投稿者の中学生の娘が怒り心頭で、その理由は指原莉乃が総選挙で1位になったからだという。
その娘さんは渡辺麻友支持で、恋愛禁止のおきてを破ったさしこの戴冠が我慢ならないらしい。

政治の選挙とは違って、金持ちが好きなだけ投票券を
買い占められるシステムだから、公平性を期待してもしょうがないのはわかっている。

「にしても、不平等にも程があると言いたいらしい。
個々のメンバーの顔触れはもちろん、歌と踊りの実力を熟知している
と称する娘は『誰かが裏で手を回したはずだ』といぶかる。」
と投稿者は書き、娘は「正直者がばかを見る」社会の実相を学び取った雰囲気だそうだ。

この娘さんとわしの感覚はほとんど同じだ。
陰謀論を考えたくなるほどの憤りもわかるし、
AKB内のアイドルの実力と、正義の観点から、「不平等にも程がある」
と感じるのは、わしも中学生の女子も同じだったのだ!

そして投稿者はこうも書いている。
「でも、反省して頑張ってきたさしこのけなげさが評価された可能性だって大きい。
一度の過ちで人を見限る非寛容な社会への抗議の表れだったかもしれない。」

わしは断言するが、その娘さんは非寛容ではあるまい。
指原が選抜メンバーに入っていても、1位でなければ許容できたはずだ。

そして、わしは娘さんに教えてあげたい。
娘さんの怒りに対して、指原莉乃は「1位は1位なんですいません」と答えたんだよと。

正義感が強い者は、たとえAKBを見るときでも、いや、AKBだからこそ、正義の目で見るのである。
指原莉乃を1位にするファンは、価値紊乱主義といって、
正義も不正もあるものか、面白けりゃ何でもいいじゃんと考える者たちである。

たかがアイドルの話ではない。
AKBで「社会は不正がまかり通るものだ」と悟らせてはならないのだ!



マイケル・サンデル教授(ハーバード大)がこの記事を読んだら、「正義」についてどういう解説を試みるでしょうね。上の文章で語られる「正義」は、小林よしのり流の正義です。投書をした中学生の女の子にも自分なりの正義があるでしょう。

本当の民主主義というのは、こうした多元的な正義を理解し合う寛容さを備えた政治思想であって、一元的な「正義」を押しつけ合う事じゃありません。

という真面目な話しは、この辺にしておいて、レコード大賞にしても、紅白歌合戦にしても、それに選ばれた者が必ずしも公正な「正義」により選ばれていると、私は思いません。力関係とか人間関係など、我々には伺い知れない事情や不正もあるかも知れませんから。ただ、それでも怒りを覚えないのは、それは社会正義に関係のない事だからです。

AKBはいわば内輪の祭りです。公正中立な選挙管理が保障されてはいないし、メンバーの所属事務所と秋元康の意向はどうであれ反映されてるのは否めませんから。

衆院選や参院選で不正があるのなら、これは別です。しかし、国政選挙についての「正義」は熱く語る人が少なく、AKBの総選挙なら「正義」が熱く語られる。今の日本も末世ですね。

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