« この国の敬意のあり方 | トップページ | 大阪の地下鉄になぜか多い長い駅名のナゾ »

2013年8月24日 (土)

中国軍機が沖縄と宮古島間初飛行

http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=2515978



「防衛省は24日、中国軍の早期警戒機が沖縄本島と宮古島の間の公海上空を通過し、東シナ海から太平洋に抜けるのを確認したと発表した。中国軍機がこの空域を飛行したのは初めて。領空侵犯はなく、航空自衛隊が緊急発進して対応した。」 


(2010年3月12日の飛来機の映像)

NHKのニュース映像を見る限り、飛来したのは中国海軍の「Y-8」洋上偵察機のようです。おそらく上海近くの海軍航空隊基地に展開しているの2機(No.9281、9301)のどちらかでしょう。普段は東海艦隊の作戦支援任務に従事している機体です。「Y-8」の9301機は、2010年3月12日に東シナ海上空を沖縄本島に向けて飛行していたため、航空自衛隊の緊急発進を受けた機体です。


(こちらは確認されている機体で一番新しい9321機)

Y-8の特徴は、機首にあるSkymaster(イギリスのRacal社(現タレス社)が開発した空中捜索レーダー)用の大きなレドームです。この捜索レーダーはイギリス軍のニムロッドMR.2とシーキングAEW.2に装備されているレーダーを改良したLバンドのパルスドップラー・レーダーです。その能力は、高度1,000m~3,000mを飛行している状態で、空中目標に対して85km(ルックダウン・モード)~110km(ルックアップ・モード)、水上目標に対して最大230~240kmの捜索範囲を有していると云われています。また海面上の32目標と空中の100目標を同時に追尾する事が可能で、これを支援するレーダー・システムとして2台のコンピュータを機体に備えており、一台が探知・観測用、もう一台が攻撃・管制用に使用されています。仮にY-8Jの実用上昇限度である10,400mまで上昇した場合、Skymasterレーダーは320km×640kmの範囲をカバーする能力を有しているので、一機での哨戒能力は広いんです。

とはいえ、こんなものが飛んできても、空自のレーダーサイトの捜索レーダーの情報はあまり捕れないだろうし、あくまで水先案内のためのデモンストレーション。空自にはえらい迷惑でしょう。

日本政府が中国政府の棚上げ論に乗ってこない事へのゆざぶり行動ですが、肝心の地元である沖縄は中国領だと云われても怒りもしないんだから、こりゃ大変です。

« この国の敬意のあり方 | トップページ | 大阪の地下鉄になぜか多い長い駅名のナゾ »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/97581/57985637

この記事へのトラックバック一覧です: 中国軍機が沖縄と宮古島間初飛行:

« この国の敬意のあり方 | トップページ | 大阪の地下鉄になぜか多い長い駅名のナゾ »

2015年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
フォト
無料ブログはココログ