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2013年10月

2013年10月17日 (木)

台風26号による伊豆大島への災害派遣状況

http://www.mod.go.jp/j/press/news/2013/10/16a.html
「防衛省は2013年10月16日、台風26号に伴い東京都大島町での行方不明者の捜索活動について、災害派遣を行うことを発表しました。東京都知事から、陸上自衛隊第1師団長へ災害派遣要請があり、これを受けて練馬の陸自第1普通科連隊、立川駐屯地の第1飛行隊と東部方面航空隊、相馬原駐屯地の第12ヘリコプター隊が対応します。」
台風26号の被害がもっとも酷かった伊豆大島の災害派遣に関しまして、現在判明している情報を書いておきます。
マスコミは大島町の町長が避難勧告を出すタイミングを失したことを責める様子ですが、実は町長は15日には島を離れておりました。翌日に出張先の島根県の隠岐の島から航空自衛隊差し回しの輸送機で島に戻って、災害への対応を始めています。この事実を報道しているマスコミは少なく、ただ当日不在だったことのみ伝えている場合が多いようです。公開情報を出来るだけ集めてみることも、今の時代大切なことだと思いました。
最後になりましたが一人でも多くの島民の皆様が救助されることをお祈りしております。

【16日(水)】
10時20分:東京都知事から第1師団長に対し、災害派遣要請。
11時28分:東部方面航空隊のUH-1(2機)が情報収集のため立川駐屯地を離陸。
11時34分:東方航空隊のUH-1(1機)が情報収集のため立川駐屯地を離陸。
11時58分:第1普通科連隊のFAST-Force(人員約10名)がUH-60(1機)にて練馬駐屯地を離陸。 →12時40分現地到着以降、行方不明者捜索活動を開始。
12時28分:第1普連の捜索部隊(人員約40名)がUH-1(4機)にて練馬駐屯地を離陸。 →13時04分現地到着以降、行方不明者捜索活動を開始。
12時29分:第1師団の第1次増援部隊(第1普連の人員約30名、車両1両)がCH-47JA(2機)にて朝霞駐屯地を離陸。→13時18分現地到着以降、行方不明者捜索活動を開始。
13時50分:第21航空群のUH-60J(1機)が患者空輸のため館山基地を離陸。→15時00分現地到着後、3名の患者を収容して帰投。
15時10分:第21航空群のUH-60J(1機)が患者空輸のため館山基地を離陸。→15時30分現地到着後、2名の患者を収容して帰投。
15時12分:第3輸送航空隊のC-1(1機)が大島町長一行を輸送のため(隠岐の島(島根県)で開かれた会議のため15日から島を不在にしていた)美保基地を離陸。→隠岐の島経由で16時53分に大島空港到着。
17時04分:第2輸送航空隊のC-1(1機)が警視庁機動隊派遣部隊(人員22名)、国交省のTEC-FORCE(人員2名)の人員空輸のため入間基地を離陸。→17時27分大島空港到着。
18時30分:第2輸送航空隊のC-1(1機)が東京消防庁の派遣部隊(救助資機材積載車両2台、隊員21名)空輸のため入間基地を離陸。→18時53分大島空港到着。
19時25分:第2輸送航空隊のC-1(1機)が警視庁機動隊増援部隊(人員47名)人員空輸のため、入間基地を離陸。→19時51分大島空港到着。
21時19分:第2輸送航空隊のC-1(1機)が国土交通省のTEC-FORCE(人員5名)、消防応援部隊(第1派:人員19名)の人員空輸のため、入間基地を離陸。→21時47分大島空港到着。
21時30分:第1輸送隊の輸送艦(おおすみ)が広島湾から横須賀に向けて出発。→18日の午前中に横須賀基地到着予定。災害派遣活動を想定しての進出。
22時34分:第2輸送航空隊のC-1(1機)が消防応援部隊(第2派:人員1名、車両1両)人員等空輸のため、入間基地を離陸。→23時02分大島空港到着。
22時51分:第2輸送航空隊のC-1(1機)が消防応援部隊(第3派:人員1名、車両1両)人員等空輸のため、入間基地を離陸。→23時24分大島空港到着。
23時53分:第1師団の第2次増援部隊(第34普通科連隊の第1派:人員約10名、車両1両)が第2輸送航空隊のC-1(1機)にて静浜基地を離陸。→17日00時17分到着。以降、行方不明者捜索活動を開始。

【17日(木)】
00時23分:第1師団の第2次増援部隊(第34普連の第2派:人員約30名)が第2輸送航空隊のC-1(1機)にて静浜基地を離陸。→:00時38分到着以降、行方不明者捜索活動を開始。
00時56分:第1師団の第2次増援部隊(第34普連の第3派:人員約30名)が第2輸送航空隊のC-1(1機)にて静浜基地を離陸。→01時14分到着以降、行方不明者捜索活動を開始。
03時26分:第1師団の第3次増援部隊(第34普連の第1派:人員約40名)が第2輸送航空隊のC-1(1機)にて入間基地を離陸。→03時49分到着以降、行方不明者捜索活動を開始。
03時42分:第1師団の第3次増援部隊(第34普連の第2派:人員約40名)が第2輸送航空隊のC-1(1機)にて入間基地を離陸。→04時15分到着以降、行方不明者捜索活動を開始。
04時16分:第1師団の第4次増援部隊(第1普連の人員約40名)が第2輸送航空隊のC-1(1機)にて入間基地を離陸。→04時42分到着以降、行方不明者捜索活動を開始。
04時44分:第2輸送航空隊のC-1(1機)が緊急消防援助隊(横浜)(第1派:人員7名)人員等空輸のため入間基地を離陸。→05時09分大島空港到着。
05時21分:第2輸送航空隊のC-1(1機)が緊急消防援助隊(横浜)(第2派:人員2名、車両2両)人員等空輸のため入間基地を離陸。→05時49分大島空港到着。
07時48分:東部方面航空隊のUH-1(2機)が情報収集のため立川駐屯地を離陸。→10時00分立川駐屯地帰着。
10時31分:第2輸送航空隊のC-1(1機)が警視庁の特科車両隊等(第1派:人員33名)人員空輸のため、入間基地を離陸。→11時01分大島空港到着。
(1)派遣部隊
(陸上自衛隊)
第1師団・第1普通科連隊(練馬)
第1師団・第34普通科連隊(板妻)
東部方面航空隊(立川)
第1師団・第1飛行隊(立川)
第12師団・第12ヘリコプター隊(相馬原)
(海上自衛隊)
第1輸送隊(呉)
第21航空群(館山)
(航空自衛隊)
第2輸送航空隊(入間)
第3輸送航空隊(美保)
(警視庁)
(東京消防庁)
(国土交通省)

(2)派遣規模
・自衛隊
人員:約270名(延べ約350名)
車両:2両(延べ3両)
航空機:6機(延べ22機)
・警視庁
人員:69名(自衛隊輸送分のみ)
・東京消防庁
人員:21名(自衛隊輸送分のみ)
車両4台
16日、東京消防庁ハイパーレスキュー隊27人を含む計41人を消防ヘリで派遣。
・緊急消防援助隊
人員:9名(自衛隊輸送分のみ)
車両2両
(注)
【FAST-Force (ファスト・フォース)】:災害発生時に被災地現場に駆けつける自衛隊の<strong>初動対処部隊</strong>に対する名称です。名称の由来は、自然災害等の発生時の初動(First)において、迅速に被害収集、人命救助(Action)及び自治体等への支援を実施(SupporT)する部隊(Force)の頭文字から名付けられました。自衛隊は、日本各地で発生する様々な自然災害に対して迅速に国民の生命と財産を守るための初動部隊を、全国各地の各駐屯(分屯)地・基地に従来から常駐させていましたが、その部隊に新たに名称が付与されたものです。
【TEC-FORCE】: 国交省の「緊急災害対策派遣隊」(Technical Emergency Control Force) の略称。国土交通省本省、国土技術政策総合研究所、国土地理院、地方支分部局(地方整備局、地方運輸局、地方航空局)、気象庁に設置されます。
具体的な任務は、
・「被災状況の迅速な把握」
・「被害の発生及び拡大の防止」
・「被災地の早期復旧」
などです。
派遣隊は国土技術政策総合研究所・地方整備局が担当する、
・「先遣班」
・「現地支援班」
・「情報通信班」
・「高度技術指導班」
・「被災状況調査班」
・「応急対策班」
地方運輸局が担当する、
・「輸送支援班」
国土地理院が担当する、
・「地理情報支援班」
気象庁が担当する、
・「気象・地象情報提供班」
で構成されています。なお機動力として地方整備局が保有する防災ヘリが運用されます。

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